時事記録 就職活動のために

11/22/2006

男女平等度:日本はG7で最下位 スイスの民間機関公表

スイスの民間研究機関・世界経済フォーラムは21日、世界115カ国での男女格差を指数化し、順位を付けた報告書を公表した。格差が少なく男女平等に最も近いと評価されたのはスウェーデン。ノルウェー、フィンランドの北欧ィが上位を占めた。日本は先進7カ国(G7)で最低の79位。政界・実業界での格差がG7で最悪レベル。

 指数はビジネスや政治で決定権を持つポストへの進出度や教育機会の均等、平均寿命など14分野について国連統計などを基に算出。日本は教育や健康分野で男女格差が小さかったが、多くの国が同様の傾向を示したため順位には大きな影響は出なかった模様。G7ではドイツ(5位)と英国(9位)がベスト10に。アジアでは各分野で男女格差が少ないと評価されたフィリピンの6位が最高。

 同フォーラムは昨年、主要58カ国の男女格差を比較した初の報告書を作成。首位はスウェーデン、日本は38位。