時事記録 就職活動のために

10/16/2006

倒産の沈静化傾向続く…06年度上半期

 東京商工リサーチが16日発表した06年度上半期(4?9月)の全国企業倒産状況(負債額1000万円以上)によると、倒産件数は前年同期比2.2%増の6531件で、負債総額は同12.7%減の2兆5304億9000万円。負債額はバブル景気崩壊後の91年度上半期以降で最少。件数は上半期としては4年ぶりに増えたが、同社は「小口の倒産が多く、全体としては、景気回復を背景に倒産の沈静化傾向が続いている」。

 規模別でみると、最も倒産件数が多かったのは資本金500万円未満の中小企業で同7.9%増の2728件だった。公正取引委員会の談合の取り締まり強化もあり、地方の中小建設会社の倒産が増えているという。一方、1億円以上の企業は同19%減の98件だった。負債額別では、10億円以上が同13%減の327件と上半期としては最近10年間で最少。1億円未満は同9.5%増の4326件で、過半数を占めた。

 倒産の形態別では、「破産」が同19.8%増の3605件と上半期では過去最高。同社は「地方銀行が不良債権処理を加速させ、私的整理を拒否するケースが相次いでいる」と分析している。
 9月の全国企業倒産状況は、件数が前年同月比4.4%増の1030件で、負債総額は同50.3%減の2928億2200万円。